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2026年6月号は『アセットオーナー・マネジメント(AOP)』です。

「今月号は『アセットオーナー・マネジメント(AOP)』についての特集です。多くの大学関係者にとっては、まだ耳慣れない言葉ですが、大学の持続的な発展には財務の安定が欠かせませんが、国立大学に対する運営費交付金も私立大学に対する経常費補助金も、人件費や諸物価の高騰、施設、研究設備の高度化に伴う経費増から見ればまさに『スズメの涙』ほどのわずかな増額であり(国立大)、経常費助成という基盤的経費の助成にもかかわらず、補助金に+αの上乗せをするのではなく、補助金のうちの『特別補助』の割合を増やして『実績ベース』で傾斜配分を行う(私立大)という私大潰しとしか考えられない財務省の『政策』の下では、大学のもつ有形(資金、土地・建物、施設・設備)、無形(知的所有権、特許、研究成果、卒業生ネットワーク、教職員の人脈)の「資産」を最大限に活用して財務を強化するしか道はありません。しかし、一方で、特に有形資産の活用、運用に関しては、常に種々のリスクがつきまとうものであり、その意味で、私立・国公立を問わず、資産(アセット)を持つもの(オーナー)が順守すべき運用の考え方・方針(プリンシプル)を明確にし、それに沿った運用を心がける時代に入ったと言えます。資産は当然ながらすべてのステークホルダーの「共有」財産であり、主要な資金拠出者である学生・卒業生も含めて納得できるものであるべきと考えます。」

2026年5月号特集テーマは『逆風下の国際交流』

「2026年5月号は、『逆風下の国際交流』です。今回の米国・イスラエルによるイラン攻撃に由来するホルムズ海峡封鎖は、図らずも我が国の経済、企業活動そして一般庶民の生活全般に中東情勢がいかに大きな影響を持つかを痛切に示しました。石油、天然ガスだけでなく肥料輸入の多くを中東に頼っていることも筆者は初めて知りました。我々の生活がいかに脆い基盤の上に成り立っているかよいうことです。我が国の生産活動は世界にまたがるサプライ・チェーンに依存しているのです。こんな世界で、わが国が世界情勢に無関心でいることはできず、兎の耳のように絶えず世界の動向にアンテナを張り、世界に我が国の理解者、友人を作り、維持・強化することが必要というか絶対必要条件なのです。そしてその役割は、何よりも若者のものです。内向き志向などは排さなければなりません。未来を担う若者にグローバル・マインドを植え付け、どんな形でもいい、海外に積極的に送り出し、世界の現実に向き合う機会を作るのは大学の役割です。円安、各地で勃発する紛争、排外主義から留学生制限に動き出す米国や英国など国際交流に『逆風』が吹き荒れていますが、それに屈してはならない、そんな余裕はないのです。そんな思いから今回の特集を組みました。」

2025年6月号「情報公開が拓く未来」を刊行します。

「去る5月31日土曜日、京都で「地域フォーラム」を開催しました。参加者は、オンライン参加を含めても30名ほどだったのは、京都芸術大学の高久正史財務担当理事、藍野大学の山本嘉人副理事長の基調講演、「小規模単科大学の成長戦略」「少子化の下での生き残りをかけたM&A戦略」の内容が、急速な少子化で厳しい状況にある多くの私立大学にとって極めて有益、示唆に富む内容であっただけに残念なことでした。ところで、最近、通信制大学が脚光を浴びていますが、通信制大学として17年の歴史と実績を持つサイバー大学(IT総合学部1学部)と連携して、「サイバー大学から学ぶ中退予防、教育の質向上策(仮題)」と題する半日のワークショップを9月26日(金)午後に開催する準備を進めています。中退者の存在は、私大にとって財政的な損失であるばかりでなく、教育機関として「NO」を突き付けられることを意味します。通信制でありながら高い学修継続率を維持し続けているサイバー大学の様々な取組から学ぶことも多いはずです。今から予定表に入れてください。詳細が決まり次第本誌とMLでお知らせします。乞うご期待!」

編集長から

(2023年の記事へ)

2024年1月号

 2024年は、能登半島地震、羽田の航空機事故など波乱の幕開けとなりました。心より被災されたみなさまにお見舞い申しげます。
 被災だけでなく、政治の世界も低迷と混乱を続けていますし、欧州、中東の戦争は終わりすら見通せませんし、地球環境の崩壊は目前です。
 こうした、国内外の動乱、混乱、分断の世界に世界に対して、大学は何ができるのでしょうか。

 大学(だけでなく短大、高専、専門学校など)は、未来の世代を預かり、厳しさを増す世界へ送り出す準備を行うわけですから、大学には、学長、理事長といった経営層から平場の一般教職員に至るまで、研究に、教育に、頑張ってほしいとつくづく思います。
 僕も老骨に(?)鞭打って、今回の特集のような、改革志向型職員研修プログラムの実施に取り組んでいきたいと思います。
 今年一年も引き続きよろしくお願い申しげます。

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