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2025年6月号「情報公開が拓く未来」を刊行します。
「去る5月31日土曜日、京都で「地域フォーラム」を開催しました。参加者は、オンライン参加を含めても30名ほどだったのは、京都芸術大学の高久正史財務担当理事、藍野大学の山本嘉人副理事長の基調講演、「小規模単科大学の成長戦略」「少子化の下での生き残りをかけたM&A戦略」の内容が、急速な少子化で厳しい状況にある多くの私立大学にとって極めて有益、示唆に富む内容であっただけに残念なことでした。ところで、最近、通信制大学が脚光を浴びていますが、通信制大学として17年の歴史と実績を持つサイバー大学(IT総合学部1学部)と連携して、「サイバー大学から学ぶ中退予防、教育の質向上策(仮題)」と題する半日のワークショップを9月26日(金)午後に開催する準備を進めています。中退者の存在は、私大にとって財政的な損失であるばかりでなく、教育機関として「NO」を突き付けられることを意味します。通信制でありながら高い学修継続率を維持し続けているサイバー大学の様々な取組から学ぶことも多いはずです。今から予定表に入れてください。詳細が決まり次第本誌とMLでお知らせします。乞うご期待!」
編集長から
(2023年の記事へ)
2024年1月号
2024年は、能登半島地震、羽田の航空機事故など波乱の幕開けとなりました。心より被災されたみなさまにお見舞い申しげます。
被災だけでなく、政治の世界も低迷と混乱を続けていますし、欧州、中東の戦争は終わりすら見通せませんし、地球環境の崩壊は目前です。
こうした、国内外の動乱、混乱、分断の世界に世界に対して、大学は何ができるのでしょうか。
大学(だけでなく短大、高専、専門学校など)は、未来の世代を預かり、厳しさを増す世界へ送り出す準備を行うわけですから、大学には、学長、理事長といった経営層から平場の一般教職員に至るまで、研究に、教育に、頑張ってほしいとつくづく思います。
僕も老骨に(?)鞭打って、今回の特集のような、改革志向型職員研修プログラムの実施に取り組んでいきたいと思います。
今年一年も引き続きよろしくお願い申しげます。